人間と同じで空調機器も定期的な健康診断や治療が重要です。定期的に適切なメンテナンスを行うことで、突然の故障による不具合などの発生率を低下させ、機器本体の寿命を延ばし、建物資産価値を維持することが可能です。また、中長期の修繕計画の立案・提案を行うことにより、長期的な資産管理が行えるので、期待以上の効果を実現するのが空調機器のメンテナンスです。
●ランニングコストを低減
●故障の予防
●機器寿命の延長
●快適性の維持
●ライフサイクルコストの把握
空調機器は、故障や事故のきわめて少ない設備機器のひとつです。１５～２０年の使用は一般的で、それ以上の期間、利用されていることも珍しくありません。しかし、稼働時問が長くなると部品の磨耗や劣化が起こり、確実に能力が低下します。そこに人の手を加えて、効率を維持するのがメンテナンスです。メンテナンスは、空調機器を熟知しているばかりでなく、部品の寿命や使用状況を把握し、調整や整備、部品の交換を適切に行なう必要があります。
